過去の人類史において、マヤ文明など世界有数の古代文明が樹木の伐採による文化圏の砂漠化によってその繁栄の歴史に幕を下ろしたことは周知の事実である。
(繁栄を謳歌した古代エジプト文明を支えたのもレバノン杉であったが、過度の伐採による環境破壊でレバノン杉は一時期ほぼ絶滅した。)
人類の文明は「水」とそれに育まれる「緑」とは切っても切れない関連性を持ってきた。そして文明の衰退と砂漠化もまた大いなる関連性を持っている。
人類は今、未曾有の環境破壊の途上にいる。それに伴う地球規模の砂漠化は、すさまじい勢いで広がっており、それを食い止め、再び緑の大地を取り戻そうという世界的な取り組みもあちこちで始まっている。
世界でも有数の良質な水源大国日本に住む私たちは、その水がもたらす恩恵を忘れがちであり、そのような活動に意識を向けることがまだまだ希薄な民族である。
しかし、その日本でも数年来、夏には渇水により巨大ダムが干上がるというような事態が起こりはじめた。
そのような地球の砂漠化の一方で、水源大国日本では「あの人が来ると雨が降るから誘うのやめよう」というようないわれなき差別を受けている人々がいる。
「雨女」、「雨男」だ―――。
普段は日陰者扱いされてしまいがちな「雨女」・「雨男」が持つ「雨を呼ぶ力(レイニーパワー)」をソーシャルパワーととらえ、その彼らの都市伝説的な力を活かし、地球を救おうというのが、本協会の活動目的である。
ミッション
世界を砂漠化から救う
雨女、雨男の雨を降らせる力は、
今、砂漠化が進む地球にとって必要なソーシャルパワーである
という信念のもと、雨を求める地域のお手伝いに努めます。
活動指針
1. レイニーパワーはソーシャルパワーであるという自負を持ち行動する
2. 砂漠化・渇水問題による世界の課題に思いを寄せ、砂漠化・渇水地域へパワーを届ける
3. 雨は花の父母である
4. 雨との友好的な関係を多方面へ提案し、そのステークホルダーを潤す
5. 雨の持つ力を知り、すべての人々にその恵みを届ける
主な活動内容
1. 夏の渇水地域への雨乞いツアーへの参加
全国から集合した雨女雨男が渇水地域に雨を降らせに行きます。
EX. 早明浦ダム、香川県内
2. 雨乞い祭りの調査研究
各地に伝わる雨乞い踊りを調査・研究し、伝統文化・芸能の継承に一役買
います。
会員は雨乞い踊りをマスターすることにより、さらに雨パワーを高めます。
3. 水と緑を大切にする活動・PR・情報交換
水や緑を大切にするための活動、情報発信、イベントでのPRを行います。
志を同じくする企業・NPO・国・行政とのネットワークを広げます。
ロゴデザイン
当会ロゴデザインはメディアでもご紹介いただいたり、たびたび注目されております自慢のロゴでございます。
当会のロゴデザインは minna さんにご担当いただきました。
*本ウェブサイトは2018年に運用開始いたしました。それまでの活動はこちらからもご覧いただけます。